とうふ、おいしいね。

世間の荒波でサーフィンできるようになりたい。

「良かった」に「でもね」は要らない

www.huffingtonpost.jp

 

埼玉県朝霞市の未成年者誘拐事件、誘拐された子が無事に保護されて本当に良かった。
子供がいる身としては気が気じゃない事件です。
丸二年も、成長過程を楽しみにしていた気持ち、子供自体も愛されたかった時間、全てを奪って良いものじゃないです。

ネットに毒されてるのかもしれないですが、この件についてあれこれ意見が出てくるのが「ホイホイついていく方も悪い」だの「親はどういう教育しているのか」だの「色目使って男について行って家出」だの「大人しい子ほど何をするか分からない」だの、いい加減にしろって言いたかった。
心配している人がいる、そのそばに戻れる、無事でよかった。
で良いんじゃないですかね。

あれこれ邪推する必要あります?
それをしてどうしたいんです?
毎回この手のコメントが出てくるのはなぜ?
2年間連絡するチャンスはあったのでは?とかその状況を知らないのになぜ言えるんでしょ。
自分自身の体験になぞらえますけど(監禁されていたわけではないです)少しずつ精神を削いでいくと行動に移せなくなりますよ。
若い子ならなおさら簡単に反抗心を削ぐことはできたんじゃないでしょうかね。これも邪推かもしれませんけれど。

まだ、心の奥底でチャンスを狙っていたあの子に敬意を表します。
ご両親の元に帰れて良かった。
これから失われた2年間をどうかメディアの目で騒がせず、落ち着いて静かに過ごすことができますよう・・・。

もう映画化とかドラマ化とかも勘弁してほしい。